番外編【わたしの推し】
【わたしの推し】というタイトルでブログ募集があったことを、お友達が書いてて知って影響されたのでエントリー期間終わったが書いてみる。
と言っても私には推しが沢山いる。
すきに一直線に生きているので、その都度その都度推しが変わると言う全く一途ではない人間だ。
すき!となればすぐさまFC入ったりするのだが、離れるのも早い。
離れてしまうきっかけは別に推しを嫌いになったとかではない。
違う推しに出会うのだ。
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わたしのオタク人生の始まりは小学生の頃からで
アイドルが大好きな母に影響されて、ライブにも人数合わせで連れてかれたり。
歌って踊るアイドルを見る生活が当たり前だった。
わたしが初めて自分から「この人応援したい」と思ったのは中学生のときに出会ったアイドルだ。
今やデビューから15年が経ち、映画にドラマにYouTubeまで活躍の幅を広げてる最初の「推し」は私に【地方の友だちを作る方法=SNSでの交流】を教えてくれた。
彼のおかげで私は沢山の県に友達ができ、ライブ会場で手紙を交換したりお菓子を交換したり。
遊んで交流を深めて一緒にライブに行ったり、旅行したり。
沢山の思い出を与えてくれた。
ずーーーーっと初めての推しだけを好きだったら15年とっても一途なんだけれども。
今ではグループ内での推し変をし、熱量は明らかに好きになった時より落ち着いていて…。
実家のような感じでたまに帰省する感覚で見てる。
そして私は歳を重ね、大学生でまた新しい世界に触れる。
同性アイドルを応援するという楽しさだ。
(なんか男女で区別するのは嫌な部分はあるんですが)
同性アイドルを見ていると見た目に関してはとんでもない努力で磨かれた美貌たちなので共感(?)はしないけれど、同世代の子たちが必死に食らいつく姿を見ることによって親近感というか、わたしも頑張らなきゃというか…すごく共感しやすかったので、頑張ろう!って自分を奮い立たせることが出来た。
当時就活と試験も重なってたからこそ、共感を欲してたのだろうかと思う。
【自分を奮い立たせて踏ん張る気持ち】を学んだ。
そしてまた月日が流れ…コロナ禍。
この新社会人〜コロナ禍に至る数年でもさまざまなアイドルに出会ったが、コロナ禍が始まってからはより濃い出会いだったので割愛する。
コロナ禍。
オンラインが主流になる世界で出会った新たな出会い。
その推したちからは【直接思いを伝える言葉の大切さ】を学んだ。
推しがTwitterにいるYouTubeをしている世界に飛び込み、推しに返信でき尚且つ推しと話をできるという世界を知った。
楽しかったと同時に、推しと直接話せてしまうこの距離感の近さが怖くなってしまった。
何気ない一言で、何かしら負を与えてしまったら……と無駄に心配性なので反省会を開いてしまう自分がいた。
少し距離を置いている中に出会った今1番浸っている世界。
オーディション番組から生まれたアイドルを応援する世界にたどり着いた。
日本で活動する推しと、日本人だけれど韓国で活動する推しがいる
2人の推したちからはまだ出会って日が浅く、学んでいる最中ではあるのだが…共通して【夢を叶える為には絶対に諦めないという強い精神力】を感じる。
10代最後の夢を叶えるべく、ずっと応援してくれてる女手一つで支えてくれた母の為に…オーディションに挑んだ推し。
お父さんを若くして亡くし、家族の為に自分が一家の大黒柱に…!と夢を叶えに仲間と異国にオーディションを受けに行った推し。
18、19歳の私にそんな強く抱いた夢はなかったし、そんな忍耐力も行動力もなかった。
だからこそ夢を叶えてステージに立つ彼らは本当に美しくて、眩しい。
彼らを見ていることが今本当に楽しい。
彼らの夢が叶うことが、わたしの夢だとおこがましいけれど言いたい。
変わり映えしない毎日を生きてる私にとっては、アイドル達が魅せてくれる世界は刺激的で非現実を与えてくれるので…大好きだ。
出会うべくしてさまざまな【推し】に出会ってきた。
今は【推し活】に寛容的な世界になりつつあるけれど……まあ理解されにくいこともあるだろう。
だけどこれだけは言える。
誰かの夢を一緒に見ていけるこの世界は
とても幸せだ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーおわり。