真逆の糸をドドド新規が考察してみた
何万回見ても好きだなあと思う一曲
MeseMoa.6th Single 『真逆の糸。』
沢山の方が考察されていますが、まだハマって数ヶ月のドドド新規ヲタクがしてみました。
⚠️以降ドドド新規ヲタクの考察が垂れ流されます。
苦手な方はそっと閉じてくださいね。
(そもそもタイトル見て開かないか)
見たことない方は人生損してるのでぜひ↓
MV バージョン
Dance バージョン
LIVE バージョン
※あくまでこれはこの真逆の糸だけを見た物語で、当人同士の関係を踏まえて書いていませんし、一つの物語として読んで頂ければ幸いです。
【ざっくりしたあらすじと登場人物まとめ】
(以下敬称略)
今回真逆の糸センターである二番煎じと、主にこの歌詞の感情の持ち主あおい、そしてあおいが大切にしている『あいつ=あの子』の三角関係を歌う嫉妬心にまみれた曲。
①二番煎じ→歌詞の『あんた』に当てはまる人物
②あおい(フォーゲル)→二番煎じに『あいつ=あの子』との間柄を掻き乱されつつ、二番煎じへの特別な感情に気付く本作の主人公。フォーゲルはあおいのもう一つの人格。
③ノックソと野崎弁当→『あいつ=あの子』に私の考察で当てはめた人物。詳しくはまた後で。
※フォーゲル・ノックソ・野崎弁当の3人だけ
とあるシーンがない為このように何かしら役割を持つのではと考察しました。
【歌詞とMVを交えて考察していく】
※二番煎じ🍵、あおい🍎として歌割りに絵文字を載せたりします。
🍵「一糸纏わぬ心で」
「答えたら愛してくれた?」
🍵「一死乱れぬ仕草で」
「演じたら愛してくれた?」
🍵「垂らされた糸を掴めるのは一人きり」
➡︎台詞スタートの冒頭
MVを照らし合わせると、あおいは真ん中で屈んでおり、あおい以外のメンバーは糸を掴もうと手を伸ばします。
二番煎じの目の前にあおいがいるのでは、あおいへの糸を掴もうとしている、と仮定します。
つまり二番煎じはあおいを愛そうとする。
そしてこれらの台詞。後で出てくるのでそちらで詳しく考察していますが
二番煎じは『愛』を知らない、どうすれば『愛し愛されるのか』を分かっていないが故に悲劇を繰り返している…と仮定し物語を進めます。
🍎「なぁ、あんたあいつの何なのさ」
🍵「さぁ?」
➡︎はっきりとあおいが二番煎じに『あんた』と問いかけているので、【二番煎じ=あんた】が成立します。
第三者『あいつ』が登場。
そしてMVではシーンが移り、2人が暖炉前で揉み合いになってる現実のシーンになります。
最初からいけ好かない奴だった
馴れ馴れしく肩を組み
無邪気によく笑い喋り
なんか顔が近いし 勘違いさせちゃう自覚さえ無し
人ったらしの罪作り
気づけばあの子のお気に入り
➡︎回想が始まります。
MVで、各歌割りメンバーと二番煎じがペアで踊っているので二番煎じの人物像を表していると考えます。
そして出てきました、『あの子』
『あの子』と冒頭の『あいつ』を=で考えて
考察を進めていきます。
感情の糸手繰り 予防線を張りまくり
これはそう罠じゃなくて網
立ち入り禁止のダミー
なのにのにのにのに(のにのにのに)
なのにのにのにのに(のにのにのに)
➡︎これはあおいの考え。
無邪気に自分と『あの子』に近づこうとする二番煎じに警戒している図。
警戒して予防線を張っていた…のに。
あり得ない気持ちに気付いてしまったの
➡︎予防線を張っていたはずなのに…
二番煎じへの感情…あの子との関係性への嫉妬心。自分の気持ちに気付きはじめたあおい。
触らないで あの子を愛した指で
抱き締めて あの子よりも汚して
真逆の糸は絡む程 身動き取れないのに
笑わないで 何にも知らない癖に
泣かないで そんな幸せそうに
願えば願う程叶わない そんなこと知ってるのに
➡︎あの子に優しくする二番煎じを見て
表向きは【触らないで】【笑わないで】
でも本当は【抱きしめて】【泣かないで】
と真逆の感情の糸に絡まり、そして二番煎じが『あの子』を愛してると思っているので【叶わない】と思っているあおい。
I need them…I need them…
➡︎直訳「私にはそれが必要」
この時にMVでノックソ、野崎弁当に大注目です。
2人だけダンスというか動きが違います。
●ノックソ⇨1回目のI need〜で二番煎じにただ1人1番遠くで手を伸ばしています。
2回目の唯一、斜め後ろで二番煎じを見つめながら自分の胸に手を当てています。
●野崎弁当⇨1回目のI need〜でノックソと反対側の遠いところで二番煎じに背を向け手を伸ばしています。
2回目は先に1人だけ背を向けたまま手を伸ばし、ノックソ以外の皆と同様のタイミングで振り返って手を伸ばしています。
この2人の周りとの違いから、『あの子』はノックソと野崎弁当に当てはめる考察に至りました。
あおいも、二番煎じも共に表裏ある人物(二重人格)と仮定し
野崎弁当とノックソは同一人物、つまりあの子の表裏を表す役割を担っていると考察します。
ノックソがあの子が二番煎じに見せる顔。
野崎弁当があおいに見せる顔。
Oh, 嫉妬 嫉妬 裏話嫉妬
Oh, 嫉妬 嫉妬 直隠嫉妬
Oh, 嫉妬 嫉妬 恥晒嫉妬
🍎「なぁ、あんたあいつの何なのさ」
🍵「さぁ?」
➡︎嫉妬心は裏の顔であり、表には出さない。
あの子にも二番煎じにも知られてはならない…
というあおいの気持ち。
あの子の何?と聞いてもはぐらかされてしまう…
少し奥まった特等席
誰にも見付からない宝石だったのに
解ける三角形
あの子の前じゃ優等生
➡︎ここの考察は一番難しいものでした。*1
MVで椅子に座っているのは二番煎じのため、彼の感情を歌っていると考えます。
あおいを前から特等席から見つめて自分だけの宝石だと思っていたのに。
三角形が解ける…関係性の変化。
あの子とあおいは想いあっている…自分には『あんた』と強気な口調なあおいは、あの子の前じゃ『優等生』に変わるから…。
網の目を掻い潜って 影で糸を引くのは誰
➡︎複雑に絡み合う3人の関係性を操るのは…?
この考察ブログではあの子だと考えます。*2
あの子があおいをマインドコントロールしていると。
自分が愛されていたいが為に、あおいの心を掻き乱し…二番煎じに気があると見せかけてあおいの嫉妬心を炙り出す。
『あの子』はすべて計算で動く黒幕。
緊張の糸ほぐし どうせ似た者同士
➡︎これもまた二番煎じの考え。
自分(二番煎じ)とあの子は似た者同士。
あの子が自分(二番煎じ)に近づいてるのは、あおいの嫉妬心をくすぶりあおいの純粋な心をかき乱すのを楽しんでいる…歪んだ愛情表現しかできない人間だと。
一向に見えない出口 開き掛けの鉄格子
なのにのにのにのに(のにのにのに)
なのにのにのにのに(のにのにのに)
➡糸が絡み合い、誰が誰を愛しているか分からなくなっている。
「鉄格子」を持つのはあおい。必死に想いを隠している様を表していると
考えます。
開きかけではあるので、素直になりつつあるのではないか…と思ったのですが。
あり得ない結末を辿ってしまったの
➡︎これから起きる悲劇。
辿ってしまったの。という過去形の言い方からして
これは全て終わった後に思い返している歌ではないかと考えます。
見つめないで あの子を愛でた瞳で
逸らさないで あの子よりも溶かして
真逆の糸に遮られ 視界は零なのに
行かないで その気持ちが本物なら
立ち去って 未来が見えないなら
踠けば踠くほど遠ざかる
そんなこと知ってるのに
➡︎真逆の感情に1番よりも惑わされ、周りが見えなくなってきているあおい。
いくら想っても『叶わない』と思っているあおいの苦しい感情が歌われている。
I need them…I need them…
➡︎1番同様にノックソ、野崎弁当の動きは違う。
直訳で『私にはそれらが必要です』となるが、''それら''とは何かと考えた時に、私は『誠実な愛』が必要であると歌っているのではないかと。
二番煎じ、あの子の2人は愛し方が歪んでいます。
あの子は洗脳であおいを引き留め、二番煎じは、あの子に気があると見せてあおいを揺さぶっている…。
あおいは自分に正直になりず、想いを打ち消そうとしている…自分に誠実ではない。
Oh, 嫉妬 嫉妬 裏返嫉妬
Oh, 嫉妬 嫉妬 暇潰嫉妬
Oh, 嫉妬 嫉妬 耐難嫉妬
➡︎野崎弁当「暇潰し」:あの子の表向き感情…二番煎じに気があるように見せることは容易で暇潰しにしていたが…。
ノックソ「耐え難し」:あの子の素の感情…あおいが離れていきそうなのは耐え難い。
🍎「なぁ、あんたにゃ分からねぇんだろうな」
🍵「なぁ」
➡︎はぐらかしていた二番煎じが初めて問いかけます。
なあ…以降の問いかけは次の歌詞。
一糸纏わぬ心で応えたら愛してくれた?
一糸乱れぬ仕草で演じたら愛してくれた?
➡︎冒頭のセリフがメロディーにのせて歌われます。
この歌詞が私的に1番悲しいのですが、
『演じる』ことでしか愛されない…と思っているからこそのこれからの悲劇。
何も纏わず真っ新な心で素直に答えたら愛してくれた?
一直線に貴方にアプローチしたら愛してくれた?
二番煎じの気持ちだと考えます。
あおいに問いかけるつもりだったのではないかと考察しました。
冒頭のセリフは死後二番煎じが思い返しているのではないでしょうか。
信じたのに 許したのに 傷付けてもいいのに
➡︎あの子のあおいに対する感情『自分だけを愛すると信じたのに』
あおいの感情『あの子を二番煎じが愛することを許したのに』
あの子はあおいに、あおいは二番煎じに
『自分を傷付けてもいいのに』
垂らされた糸掴めるのは一人きりなのに なのに
触らないで 抱き締めて
泣かないで 笑わないで
行かないで 立ち去って
見つめないで 逸らさないで
➡︎今まで歌われたあおいの真逆の感情達が
二番煎じにぶつけられ、苦しめます。
I need them…I need them…
Oh, 嫉妬 嫉妬 裏話嫉妬
Oh, 嫉妬 嫉妬 直隠嫉妬
Oh, 嫉妬 嫉妬 恥晒嫉妬
➡︎結局あおいが選んだ道は…。
またひた隠しにしあの子を選んだ。
🍎「なぁ、あんたが悪いんだからな」
🍵「あぁ」
➡︎初めて二番煎じが同意を表します。
自分自身が素直に愛さなかったから、あおいを苦しめ…亡き者にされてしまう。
自業自得であるということを気付いたんだと。
あおいは二番煎じへの思いを封じ込め、誰にも知られないように消してしまおうとして…。
これはただの妄想だと言われても仕方ないと思いますが、MVでは最後仮面を外すあおいと二番煎じの図で終わります。あおいは二番煎じを殺害したあと、自らも命を絶ったのではないかなあと私は思います。
仮面を外す仕草は、二面性のある自分達との別れ。
今度は一途に誰かを愛することができるように…。
【補足など】
あおい=フォーゲル同一人物説について
歌詞を交えての考察で全然触れませんでしたが、ノックソ・野崎弁当と同じくフォーゲルにはあるシーンがありませんでした…あおいの叫び声に振り向くシーン、二番煎じに襲われるシーン。
なにか意味があるのか…?と考えをめぐらし注目しました。
二番煎じが真逆の言葉たちをぶつけられるシーンの前、「垂らされた糸~」の時に二番煎じが手を伸ばす時、足下の方向からその先にいるのはフォーゲルではないかと考察しました。
実際に生で見ていないので、どの角度を向いているかは正確に分かりませんが。
白服説のほうが共感されると思うのですが、あえてこの考えで。
あと二番煎じは誰も殺していないと思います。ただ気絶させ閉じ込めただけ。
あおいと2人の時間を設けて、話そうとした(ただやり方はヒステリックすぎるけど)
【まとめ】
書いてるうちに訳がわからなくなってきてしまい、文章がぐちゃぐちゃになっていることが本当に申し訳ないですし、ここまで読んでいただきありがとうございました。
あくまで考察として書き進めましたが、ただの妄想小説に思われる方もいるでしょうし、理解できない方もいるとは思いますが…。
こんな考えもあるんだなあ程度に読んで頂ければ幸いです。
長らくお付き合いくださりありがとうございました。